第1回 森のカルチャー 山菜料理を作ろう

心配された雨も上がり第1回森のカルチャーが開講しました

14人の参加者さんと山菜料理をおいしくいただきました

これ食べられるの? いつも見ていた野草も天ぷらにして食べてみましょう

タンポポ、つくし、フキノトウ、イタドリ・・・ 

ビジターセンターの周りでノカンゾウ、ヨモギ、オドリコソウ、ユキノシタ・・・

スタッフの説明を聞きながら、食べられる野草で花束を作っている方もいました。

これはノカンゾウ 天ぷらにします

すべての材料を当日採取するのは難しいのでスタッフが

事前に集めて、冷凍したり、乾燥したり、真空パックしていたもの

また、甘酢につけたり、甘露煮にして保存していたものを使いました。

お昼12時半頃には料理が出来上がり

「椿の花の天ぷら、珍しい! シャクは香りがよくて香ばしい」

見た目はちょっと地味ですが

季節感たっぷりです

天候が不順で開催が心配された
第1回森のカルチャー
 「山菜料理を作ろう」
早朝まで降ってた雨も上がり
寒かったがお天気に恵まれました

昨今 寒い日が続いたり、急に暑くなったりで、材料集めに苦労します

草花はあっという間に、伸びて咲いて散っていきます

毎日観察して季節を楽しみましょう

ご参加いただいた皆様 ありがとうございました

帆柱パトロール4/14

4月14日、帆柱パトロールを実施しました。
当日は天候にも恵まれ、19名の参加があり、賑やかな活動となりました。
パトロールの途中では「白寿の桜」にも立ち寄り、見事に咲き誇る桜を楽しむことができました。


【パトロール結果】

  • 伐採予定箇所:14ヶ所
  • 横断溝の確認:2ヶ所
  • 古い目印テープの発見:5ヶ所
  • 要注意箇所:3ヶ所

今後は、今回確認された伐採予定地の優先順位付けと対応計画の検討を行ってまいります。また、旧テープの撤去や要注意箇所の再調査もあわせて進めていく予定です。

🌸 第1回植物観察会(4月6日開催) 🌸

春の風が少しだけ頬をなでる中、空は澄みわたり、まさに花見日和の一日となりました!
待ちに待った今年度最初の植物観察会には、講師に香月茂樹先生をお迎えし、参加者30名(うち初参加12名)、スタッフ12名を含む総勢43名の大所帯での開催となりました。

広がる春の空気の中、参加者の皆さんは先生のお話に夢中で耳を傾け、熱心にメモを取りながら常にまとまって行動。初参加の方々もすっかり打ち解け、終始和やかな雰囲気で観察が進みました。

そして今回のメインイベント「白寿の桜」はというと……心配された開花状況もまったくの杞憂!ほぼ満開の圧巻の姿で、見る者すべてを魅了し、あちこちから「わぁーっ!」と感嘆の声があがりました🌸
サクラ広場では、ピンク色の濃淡が織りなすグラデーションに、まばゆい黄色のレンギョウがアクセントとなり、まるで春色の絵画のような光景に。

足元にも春の訪れがたっぷりと。スミレ、オオイヌノフグリ、タンポポ、キランソウといった野草たちが可憐に咲き乱れ、視線を落としても楽しみが尽きません。何より、香月先生の豊富な知識とユーモアあふれるトークが、参加者の心をしっかりつかみ、特に初参加の方からは「とても楽しく学べた!次回もぜひ参加したい!」との嬉しい声がたくさん寄せられました。

春のエネルギーに満ちた観察会となり、幸先の良いスタートを切ることができました。
次回も、皆さんと一緒に自然の魅力をたっぷり楽しめることを楽しみにしています!

春風とともに帆柱山へ(健康登山)

4月2日、澄み渡る青空のもと、満開の桜が優雅に揺れるケーブル山麓駅に29名の参加者と16名のスタッフが集まった。春の訪れを感じながら、一行は帆柱稲荷神社へ向かう。そこへ続く石段はなかなかに険しいが、新緑と色とりどりの花々に励まされながら足を進める。

帆柱神社登山口から登山道へと入ると、真紅のツバキが道端に散り、鮮やかなコントラストを描いていた。国見岩ルートに合流すると、ヤマザクラやオオシマザクラ、コブシの花があちこちに咲き誇り、まるで歓迎してくれているかのようだった。

洞見平では満開のアセビが目を引き、参加者は思わずカメラを手に取り、シャッターを切る。その後、河内貯水池別れにさしかかると、鮮やかな黄色のレンギョウが道行く人々の目を楽しませた。

イチイガシ(北九州の木)の森を抜けると、そこには白寿の桜が静かに佇んでいた。今年はまだ蕾のままであったが、その存在感は健在だった。さらに進み、さくら広場へ到着すると、満開の枝垂れ桜が風に揺れながら、私たちを優しく迎えてくれた。

一行はフユザクラ広場を抜け、国見岩から皿倉山頂へと登る。山頂では、小倉市街地や関門海峡を一望できる絶景が広がり、その美しい景観を背景に集合写真を撮影。春の光に包まれながら、皆の笑顔が輝いていた。

午後の行程では、権現周回路を巡った。大島桜はまだ固い蕾のままで、その開花には少し時間が必要なようだったが、それもまた自然のリズム。今回の登山では、多くの春の風景を満喫することができ、一行は満ち足りた気持ちでケーブル山麓駅へと下山した。

美しい山並みと花々、そして仲間たちとの心温まる時間。再びこの場所で再会する日を約束しながら、それぞれの帰路についた。