第5回 ほばしら探検隊 「森も木も生きている! 野鳥観察・植物で遊ぼう」

2024年9月15日、第5回ほばしら探検隊が開催され、探検隊に参加した小学生19名が集合しました。今回のテーマは「森も木も生きている! 野鳥観察・植物で遊ぼう」で、自然を感じながらの活動がメインとなりました。

まず最初に研修室で双眼鏡の使い方を学びました。初めて双眼鏡を使う子どもたちもいて、全員が楽しみながら練習できました。双眼鏡を手に持ち、いよいよ観察のために山頂へ向かって出発しました。

しかし、残念ながらこの日は期待していたハチクマ(渡り鳥の一種)は現れませんでした。それでも、皿倉山にやって来る様々な野鳥について写真を見ながら説明を受け、自然についての学びを深めることができました。

山頂に到着すると、深い霧が立ち込めており、霧の中での探索は子どもたちにとって貴重な体験となりました。霧が漂う幻想的な風景の中、草むらでウサギのフンを発見。野生のウサギがこの近くに住んでいることを感じさせ、子どもたちの興味をさらに引き立てました。

その後、草笛や草相撲などの自然を使った遊びを行い、自然と触れ合う楽しさを存分に味わいました。

山頂から戻った後は、ビジターセンターで昼食を取り、午後は室内でゲームなどを楽しみました。野外活動とは異なるリラックスした時間を過ごし、探検隊のメンバー同士もより親しくなれたようです。

今回の探検では、残念ながらハチクマに出会うことはできませんでしたが、子どもたちは自然との触れ合いを楽しみ、貴重な体験をすることができました。次回の探検隊では、もっと多くの野鳥に会えることを期待しています。

第3回ほばしら探検隊 飯盒でご飯が炊けるかな?

本日の探検隊は「火起こし体験・飯盒炊飯・キノコ観察」が開催されました。

朝の雨に一抹の不安を感じつつも、小学生隊員21名は元気いっぱいに集合しました。まるで自然の冒険に向かう探検隊のように、子どもたちの顔には期待と興奮が溢れていました。ケーブルカーでビジターセンターへ向かう途中、その笑顔に大人たちも元気をもらいます。

ビジターセンターに到着し、活動の説明を受けた後、私たちはキャンプ場へと足を運びました。朝の雨が嘘のように晴れ渡り、予定通りの活動ができる幸運に感謝しました。まずは洗米から始まり、火起こし、薪割り、炊飯と、まるで一つの大きな物語を紡ぐかのように、一連の作業を進めていきます。

特に火起こしでは、多くの隊員が苦戦しました。濡れた薪と格闘しながら、何度も火をつけ直す姿には忍耐と根気が試されます。それでも諦めずに挑戦を続け、ついに火が灯る瞬間の歓声は忘れられないものでした。おいしく炊き上がったご飯を森の中で食べると、その美味しさは格別でした。大自然の中での食事は、普段の何倍も美味しく感じられるものです。

午後には後片付けを済ませ、帰り道でキノコ観察を行いました。大小さまざまなキノコを発見し、そのたびに歓声が上がります。講師の中附先生から、食べられるキノコや毒キノコについての詳しい説明を聞きながら、子どもたちは自然の奥深さを学びました。森の中にはまだまだ知らないことがたくさんあり、探求心が刺激されます。

ビジターセンターに戻ると、探検隊の歌をみんなで歌い、おやつタイムを楽しみました。清掃を終え、ケーブルカーで下山する頃には、心地よい疲れと満足感が漂います。

「おつかれさまでした。また来月がんばりましょう。」

霧雨の山 子らが歩む初心 新緑のみぎり – 令和6年 ほばしら探検隊開講

4月21日(本日)、帆柱自然公園愛護会主催の「帆柱探検隊」開校式が開催され、登録隊員24名中20名の子供たちが参加しました。

開校式では、保護者も同伴し、スタッフから山での活動の注意点などを確認。その後、隊員カードの写真撮影を行いました。

子供たちだけでスタッフ引率のもと、ビジターセンターから山頂までの表参道コースを歩きました。10m先も見えない霧雨の中でしたが、みんな元気に歩を進めていきました。

山頂到着後はシルバーロードを下り、ロッジに帰還。雨で滑りやすい階段は避けた方が良かったとの反省点もありました。

昼食休憩を挟んで午後からは隊員ミーティングを実施。自己紹介の後、「どんぐり」「青空」「登山」の3つの班に分かれ、各班で班名とプラカードを作成しました。

その後は全員で探検隊の歌を大きな声で歌いました。伴奏をスピーカーで流したため、みんな元気よく歌うことができました。

おやつタイムの後にはお掃除タイムを設け、環境美化の大切さを学びました。

最後に午後4時のケーブルカーで下山しましたが、初めての子供も「楽しかった」と笑顔でした。

「森よ、木よ、ありがとう」ほばしら探検隊R5最終回

本日は、全10回にわたるほばしら探検隊の最終回でした。

今までの活動場所であった皿倉山に感謝の気持ちを込めて、保護者の方々と一緒に清掃登山を行いました。あいにくの雨になりましたが、道中には多くのゴミが落ちており、山を綺麗にすることができたので、登りがいのあるものとなりました。

登山は予定よりも30分ほど遅れて長丁場となりましたが、隊員達の中には「また登りたい」といった声があり、良い体験になったと感じます。

登山が終わった後は、修了式を行いました。6年生の隊員は、今年で探検隊の活動は最後になるので、もう一年やりたかったという声も出ていました。今年でお別れになる隊員がいるのは寂しいですが、またいつの日か皿倉山に来てくれるとうれしい限りです。

修了式の後には、保護者を交えた室内ゲームを行いました。五目お手玉と輪投げは前回も行っているものですが、保護者がチームに入ることによって、より盛り上がりを見せていました。

あっという一年の活動が終了しましたが、子供たちにとっては大きな成長の一年となったでしょう。自然の中で一緒に笑い、一緒に探究し、自然に対する理解を深め、強い友情も芽生えたに違いありません。大人になっても、きっと忘れることはありませんね!皆さん、また会う日まで元気でいてくださいね!