梅雨を彩とる植物

梅雨のシーズン中に、植物観察会が開かれました。普段この時期は雨が降りがちなのに、幸運なことにこの日は青空が広がり、太陽が輝いていました。参加者はビジターセンターの周辺を散策しながら、紫陽花や蛇苺といった梅雨の代表的な植物を観察していました。

講師の方が熱心に各植物の説明をしてくださいました。紫陽花の優雅な形と美しい色彩に参加者は見入っていました。蛇苺の珍しい形も人気があり、花が完全に開花するまでの過程を間近で見られるのが楽しみだったようです。時には蜜を集めに訪れるチョウや蜂を追ってカメラのシャッターが切られるのも聞こえてきました。

梅雨の草花はその数が多く、見頃をゆっくりと楽しめるのはまさにこの時期。晴天に恵まれたこの日の植物観察会は参加者にとって大変意義深いものになったことでしょう。

野鳥観察会

野鳥観察会を開催しました。空は曇っていましたが、一般応募の11名を含めスタフ総勢20名の参加がありました。

皿倉山山麓付近ではヤマガラ、ヒヨ鳥、メジロなどの鳥が観察でき、皿倉平、森林植物園周回路ではホオジロ、シジュウカラ、ウグイス、相思鳥などがさえずっていました。望遠鏡を通して鳥たちの羽繕いや飛翔を楽しむことができました。

レクチャーでは、各鳥の特徴や生態、公園内での生息環境について学ぶことができ、参加者の方からは「勉強にもなった」「鳥について知らないことが多かったので参考になった」という声がありました。

初夏の生き物たちに出会えた楽しい観察会となりました。次回も野鳥観察会を開催したいと考えています。みなさまのご参加をお待ちしています!