保全作業 安全祈願

新年あけましておめでとうございます!ヤマボウシ小屋では、龍の年の初作業日に、みんなが集まりました。例年通り、権現神社で安全祈願の初詣を行い、神前で2礼2拍手一礼で一年の無事をお願いしました。鏡開きもこの日に行われ、自家製餅と開いた鏡餅を炭火で焼いて、ぜんざいを楽しむことになりました。その後、年間計画を入念に打ち合わせて、充実な初出動を終えました。

良いお年をお迎えください!

本日は皿倉山ビジターセンターの仕事納めの日で、会員たちは新しい年を迎えるため、ビジターセンター前の看板の飾りに力を入れました。赤く染めた松ぼっくりと青々しい松が相まって、なかなかの出来映えです。センター内でも一年を締めくくる仕事が黙々と進行され、ミニ門松や辰歳の干支プレートも寄付の景品として残りが少なくなり、新年を迎える気持ちが高まりました。

センターを訪れる登山者たちは愛護会の紹介コーナーで足をとめ、会員との会話を楽しんでいます。年間5万人ほどの来訪者があり、事業部会、ガイド部会、環境保全部会、植生管理班各部会員にとっても実りある一年でした。休憩室には新たな展示パーネルも新設されました。これは今後、皿倉山の文化伝承に役立つことでしょう。

年の終わりには少しの寂しさも感じますが、それに勝るのは新年に対する期待です。ご来場者の皆様、初めて訪れる方、北九州市民の皆さまにとっても、良いお年をお迎えいただけるようお祈り申し上げます。

珍樹の森整備

12月23日、環境保全部会で珍樹の森の整備を行いました。前日まで降り積もった雪の残るなか、足場の不安定な傾斜地での作業です。

今回の作業は、大きくなりすぎた樹木を整理することで、日当たりを改善し、木々が伸びやかに成長できる空間を確保することが目的です。安全を確認しながら、精鋭メンバーが慎重に伐木作業を行っていきました。伐木された木は重量があるため簡単に動かすことができないものですが、滑車を活用し、掛け声に合わせて皆で力を合わせて引き上げました。

日当たりがよくなることで木々が成長する姿を想像しながら、その日の作業は安全に終了しました。珍樹の森の整備はまだまだ続きます。

ほばしら探検隊 冬の自然探し

本日北九州市立大学ワークキャンプサークルが主催した企画が行われました。隊員18名と北九州の市立大学の学生ボランティアを含む総勢22名のスタッフも参加しました。

初雪にもかかわらず、雪が積もっていたため、最初に雪遊びが行われました。隊員たちは雪遊びや雪だるまづくりなどを楽しむ中、冬の自然を満喫しました。その後、ワークキャンプサークルが企画したイベントとして、リース作りと室内ゲームが実施されました。

リース作りでは、隊員たちは山に自生する自然の素材を使用し、個々に工夫を凝らして色とりどりで魅力的なリースを制作しました。室内ゲームでは、クリスマスバスケットと9升鬼ごっこが行われました。クリスマスバスケットでは、サンタ、ツリー、トナカイの3つのグループに分かれ、椅子取りゲームの形式で競り合いました。学生たちは上手に参加者を盛り上げ、非常に楽しい雰囲気でイベントが進行しました。前日からの学生たちの準備もあり、そのおかげで素晴らしい一日を過ごすことができました