爽やか清掃登山 4月ガイド部当番事業

今朝は皿倉山が見えないほどの朝靄でしたが、参加者が集まる9時30分頃には予報どおりの晴天となりました。

スタッフ14名、参加者15名(子供3名含む)総勢29名でオリエンテーション、準備体操のあと10時にケーブル山麓駅横のふもと茶屋を出発しました。

途中爽やかな鳥のさえずり、道路脇の様々な草木、緑の濃淡に彩られた山の景色を眺めながめつつ、ゴミ一つも見落とすまいとみんなで目を凝らしながら登りました。山のひんやりとした澄んだ空気に包まれると会話も弾みます。


ゴミをたくさん集めた子どもたちの自慢げな笑顔を見ると元気になりました。
12時前にビジターセンターに全員無事到着し、冷たい飲み物とお茶菓子で一服!


参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました!再見!

山開き 皆んなが集まる 安全祈願

本日4月21日、帆柱自然公園愛護会は新シーズンの幕開けを祝う山開きの儀式を行いました。

朝9時、皿倉山ビジターセンター前に特設の神棚が設置され、神主による安全祈願の儀が執り行われました。新上理事長、北山相談役、そして各理事が一同に参集し、神主から手渡された榊を捧げ持ちながら、一年間の山岳活動の安全を祈願しました。

厳かな雰囲気の中、参列者一同は頭を垂れ、神主の祈祷に耳を傾けました。自然の脅威に立ち向かう勇気と英知を求め、そして帰路の際には無事を祈る言葉が述べられました。

長年の伝統を守るこの儀式を通じ、帆柱自然公園愛護会の会員は、登山者との絆を新たにし、安全で実りある新シーズンの到来を心待ちにしています。

植物の観察会: 自然との対話の冒険

自然の神秘に触れ、季節の移り変わりを感じるために、帆柱自然公園愛好会ガイド部は植物の観察会を企画しました。小雪混じりの寒さ漂う中、参加者18名、男性9名、女性9名、そして熱心なスタッフたちが一堂に会しました。この冒険の舞台は表登山道でしたが、天候と参加者の声により、我々は予定を変更し、昼までの座学と午後からの実地観察に進むことに決めました。

初めに座学が始まり、原氏の講義は大木の特徴や成長パターン、光合成、そして木々が水を吸い上げる驚くべき仕組みに触れました。しかし、自然は予測不可能で、春の兆しは見当たりませんでした。それでも、座学は参加者たちに深い理解をもたらし、植物の不思議な世界に興味を引き起こしました。

午後に移り、皿倉平周辺の木々への実地観察が始まりました。寒風と小雪の中で、参加者は自然の美しさと厳しさに直面しました。昼までの座学が正しい判断であったという声もありましたが、歩いて下りたいという欲望もまた共感を呼び起こしました。それぞれの視点が対話し、冷たい風とともに自然とのつながりが深まった瞬間でもありました。

この植物の観察会を通じて、我々は植物学的な知識だけでなく、参加者たちと自然との対話が重要であることを学びました。天候や状況に柔軟に対応することで、意義深い経験が得られることを実感しました。また、参加者の異なる意見が尊重され、自然との共感が育まれるプロセスが、この観察会の最大の成果であったと言えるでしょう。

次なる冒険への準備が整い、季節の変化とともに訪れるであろう春の植物観察に期待が高まります。自然との連帯感を胸に、新たな発見と学びが我々を待っていることでしょう。