パトロール花尾・帆柱コース🌲

6月14日(日)  パトロールの日。保全部員16名と研修生3名、計19名がヤマボウシ小屋に集合しました。
例年このコースは河頭山駐車場を出発しヤマボウシ小屋までを往復する過酷な行程でしたが、今回は暑さ対策としてヤマボウシ小屋~帆柱山~ふれあいの森~花尾の鞍~花尾山~中登山道~花尾分岐~花尾東登山口へと下る片道コースをパトロールします。

今日もパトロール班と簡易保全班の2班に分かれて行動します。
パトロール班は危険木や横断溝の状態を確認し、簡易保全班は登山道沿いの細い枯木や危険な枯枝を取り除いたり、簡単な登山道整備をしたりしながら前へ進みました。

チェック箇所が多かったためか、帆柱山頂に到着した頃にはすでに正午前。幹事の「ここで昼食にします!」の合図で、待ちに待ったランチタイムとなりました。
この日は気温もそれほど上がらず、涼しい風が心地よく吹き抜けます。仲間たちと語らいながら過ごすひとときは、パトロールの疲れを忘れさせてくれる貴重な時間となりました。

昼食を終え、いよいよふれあいの森へ足を踏み入れます。
静まり返った森の中は、一見するといつもと変わらないように見えました。しかし、その穏やかな風景の奥には、登山者の安全を脅かす“痕跡”が隠されています。
枯葉に覆われた階段、雨によって削られた登山道、行く手を阻む倒木――。
歩を進めるたびに新たな異変が現れ、まるで森が私たちに何かを訴えかけているかのようです。
「次はどこだ?」
仲間たちの視線は自然と足元や斜面へ向かいます。

見逃せば危険につながる小さなサイン。その一つひとつを確認しながら、私たちは森の謎を解き明かすように前へ進みました。

森が残した数々のサイン。そのすべてを解決したわけではありません。しかし、今日集めた手掛かりは確実に来月の保全作業へとつながります。次にこの道を訪れる登山者が安心して歩けるように――

私たちの調査は、まだまだ続きます。(T.Y)

photo:toshiko,yasuko,takako

保全作業 煌彩の森②🌲

6月6日  保全作業の日
保全部員14名と研修生2名、計16名がヤマボウシ小屋に集合しました。
本日の作業は、煌彩の森コース保全作業パート2。ヤマボウシ小屋から見返り坂付近までの登山道に設置された横木の補修作業です。

早目に小屋に到着した部員たちが道具を準備してくれていました。

今回は参加人数が多かったため、2班に分かれて作業を行いました。
A班は登山道口付近から下へ向かって、B班は見返り坂付近から上へ向かって、それぞれ作業を開始。ヤマボウシ小屋から運んできた杭やU字鋼、カスガイを使い、ぐらついている横木を一つひとつ補強していきます。ハンマーやカケヤ、唐鍬も大活躍。重い道具を手に、みんな汗を流しながら作業に取り組みました。

また、見返り坂直登コースでは階段の補修作業も実施。「こうした方が歩きやすいのでは?」「ここに石を置こう!」と意見を出し合いながら、登山者の皆さんが安全に歩ける登山道づくりを進めていきました。

仲間たちが黙々と作業に集中していると、時間はあっという間に正午過ぎ。予定していた区間の補修を終えたところで両班が合流し、幹事の判断でヤマボウシ小屋へ戻って昼食をとることになりました。
13時過ぎからは恒例の反省会。コーヒーを片手に今日の作業を振り返り、気づいた問題点や改善案を出し合いました。こうした話し合いが次回の活動につながり、より安全で歩きやすい登山道づくりへと結びついていきます。
一打ち一打ちの杭に込めた思いは、きっとこれから山を訪れる多くの登山者の足元を支えてくれることでしょう。仲間と力を合わせて汗を流した一日が、また皿倉山の未来へとつながる実りある活動となりました。(T.Y)

photo:shizuko,yasuko,takako

保全部 BBQ大会

5月30日(土) 今日は待ちに待った保全部BBQ大会の日。
毎年、新入部員を歓迎するための恒例行事として行われていましたが、コロナ禍の影響でここ数年は中止となっていました。なんと今回は、7年ぶりの復活です!
ケーブル山麓駅に集合した部員たちの顔にも自然と笑みがこぼれます。

実は今回のBBQ大会は、まもなく北九州市を離れるため退部する部員の送別会と、怪我による半年間の入院・リハビリを終えて無事に復帰した部員の快気祝いも兼ねて、幹事と副幹事たちが企画してくれました。
主役の二人も加わり、さっそく準備に取りかかります。
調理班はビジターセンターの厨房で食材の下準備を担当。一方、火起こし班はヤマボウシ小屋からテーブルやコンロ・炭などをキャンプ場へ運び込み、火起こしを行いました。やがて炭に火が入り、いよいよBBQ大会の始まりです!

焼き担当の部員たちが、手際よく肉を焼いていきます。網の上では肉がジュウジュウと音を立て、その周りには新鮮な野菜が並べられました。香ばしい匂いが杉木立の間を抜けて広がり、みんなのお腹も一気に空いてきます。
久しぶりに顔を合わせた仲間たちは、近況報告や山での思い出話に花を咲かせながら、楽しいひとときを過ごしました。

すると、一匹のアサギマダラがひらひらと舞い降りてきて、部員の足元にちょこんと止まりました。人を怖がる様子もなく、まるで「今日は私も仲間に入れてね」と言っているかのよう。その愛らしい姿にみんなの顔がほころびます。

楽しい時間が流れる中、仕事を終えた部員が急いで駆けつけてくれました。手にしていたのは、なんと大きな大きなマシュマロ!思いがけない差し入れに歓声が上がります。
会の締めくくりは、そのマシュマロを手にした乾杯です。送別される仲間の新たな旅立ちと復帰した仲間のこれからを願って……みんなで声を合わせました。そして残り火でこんがりと焼いたマシュマロは外は香ばしく中はとろり。大人たちも童心に返ってその味を楽しみました。

後片付けも全員で協力して行います。テーブルやコンロは次々と片付けられ、あっという間にキャンプ場は元の姿に戻りました。

お天気にも恵まれ、杉木立に囲まれた自然豊かなキャンプ場で過ごした一日。送別と快気祝い、そして7年ぶりのBBQ復活という特別な時間を、仲間たちと分かち合うことができました。
炭火のぬくもりと仲間たちの笑顔。
そのどちらもが心に残る、保全部らしい温かな一日となりました。(T.Y)

photo:Lifeng ,takako

清掃登山(5月)

素晴らしい登山日和の中、一般参加者と会員合わせて25名が清掃登山活動に参加。
受付終了後注意事項を説明し、準備体操をして山麓駅銅像広場をスタート。

表登山道を行くと、2合目手前の竹林に大量のごみが捨ててあり悲鳴があがった。ガードレール越し崖下で危険だった為、収集は断念せざるを得なかった。


2合目手前で見つけたノアザミで休むアサギマダラに癒されたのは良かった。
登山中に汗もかくようになり、途中3回小休憩を取り入れ、衣服の調整や水分補給。


8合目の皿倉平周辺は帆柱山系各山の分岐点で休憩スポットでもあり人が行き交う場所だが、タバコの吸い殻や食べ残しなどのポイ捨てが多くどうして目立っていた。一斉ごみ拾いを開始しゴールの皿倉山ビジターセンターへラストスパート。
センター到着後拾ったごみと清掃道具の回収を行い、センター展示室で冷たい飲物等を提供。参加者同士の会話も弾んでいました。


自然公園を訪れた一人ひとりがマナーを持ち寄り、持ち帰りを徹底する事が自然環境を守る為の大切な第一歩となります。登山者が気持ち良く利用出来るよう、愛護会での啓発活動やマナーの呼びかけも大切だと感じた清掃登山でした。
参加された皆さん、お疲れ様でした。