河頭山・花尾山の低山歩き(健康登山)

本日はガイド部主催健康登山の日、晴天に恵まれ、風もなく気温が心地よい20℃。この絶好の天候のもと、41名の一般参加者(男性17名、女性24名)と9名のスタッフが、高さ213mの河頭山と351mの花尾山の低山歩きを楽しむために集結した。

ケーブル駅から都市高速脇を台良町に向かい、河頭山と花尾山をバス道路沿いに眺めながら進んだ。河頭山東尾根の竹林手前からは、背後には皿倉山や権現山、そして花尾山がそびえ、前方には洞海湾から響灘までの美しい景色が広がっていた。参加者たちからはその美しい景色に対する感嘆の声が漏れた。

河頭山の花崗岩でできた巨岩には驚嘆が隠せなかったが、我々はそれを抜け、鳴水屋形船公園で早めの昼食をとった。

昼食後、一行は花尾山西登山口の急な坂を登り始めた。息を切らしながらも、花尾山頂にたどり着くと、360℃の景色に圧倒された。皿倉山系や北九州市街、洞海湾の美しい景観を楽しみ、記念の集合写真を撮った。

帰り道は花尾の辻から花尾分かれを経由し、表登山道に出てケーブル駅に帰着した。

晴天の山々 歩む参加者 心に風

植物の観察会: 自然との対話の冒険

自然の神秘に触れ、季節の移り変わりを感じるために、帆柱自然公園愛好会ガイド部は植物の観察会を企画しました。小雪混じりの寒さ漂う中、参加者18名、男性9名、女性9名、そして熱心なスタッフたちが一堂に会しました。この冒険の舞台は表登山道でしたが、天候と参加者の声により、我々は予定を変更し、昼までの座学と午後からの実地観察に進むことに決めました。

初めに座学が始まり、原氏の講義は大木の特徴や成長パターン、光合成、そして木々が水を吸い上げる驚くべき仕組みに触れました。しかし、自然は予測不可能で、春の兆しは見当たりませんでした。それでも、座学は参加者たちに深い理解をもたらし、植物の不思議な世界に興味を引き起こしました。

午後に移り、皿倉平周辺の木々への実地観察が始まりました。寒風と小雪の中で、参加者は自然の美しさと厳しさに直面しました。昼までの座学が正しい判断であったという声もありましたが、歩いて下りたいという欲望もまた共感を呼び起こしました。それぞれの視点が対話し、冷たい風とともに自然とのつながりが深まった瞬間でもありました。

この植物の観察会を通じて、我々は植物学的な知識だけでなく、参加者たちと自然との対話が重要であることを学びました。天候や状況に柔軟に対応することで、意義深い経験が得られることを実感しました。また、参加者の異なる意見が尊重され、自然との共感が育まれるプロセスが、この観察会の最大の成果であったと言えるでしょう。

次なる冒険への準備が整い、季節の変化とともに訪れるであろう春の植物観察に期待が高まります。自然との連帯感を胸に、新たな発見と学びが我々を待っていることでしょう。

皿倉山 草花の香り 清らかに(清掃登山にて)

本日は帆柱自然公園愛護会主催の清掃登山が行われました。ガイド部が担当し、参加者16名、スタッフ11名が集いました。

ケーブルカーの臨時運休にもかかわらず、多くの皆様にご参加いただき、皆様の皿倉山への深い愛着と関心を再確認することができました。特に、就学前の子どもたちが率先してゴミ拾いをしている姿は感動的でした。

残念ながら、三連休のために予想以上にゴミが多く散見されました。特に空き缶やペットボトルが目立ち、これらの不適切な廃棄物に対する啓発が今後ますます重要になると考えられます。

イベント後の解散時には、皆様には東屋で茶菓子を召し上がっていただき、和やかなひと時を過ごすことができました。参加者やスタッフ同士の交流も深まり、皆様の協力に心から感謝申し上げます。

今回の清掃登山を通じて、皿倉山への愛護心を共有し、自然環境の保全に対する意識を高めることができました。今後も定期的な清掃活動を通じて、地域の皆様と共に美しい自然環境を守っていく取り組みをさらに強化していきたいと考えています。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。帆柱自然公園の美しい自然を守るために、今後も皆様と共に歩んでいけることを願っています。

梅の花 舞い散る歩み 九州の春

本日は、ガイド部会の第8回目の健康登山イベントを実施しました。テーマは早春の九州自然歩道と梅林歩きで、スタッフ11名と一般参加者31名の大勢が参加しました。ルートは山麓駅横の銅像広場からスタートし、煌彩の森、皿倉平、権現西周回路、市ノ瀬峠西下り口、市ノ瀬峠、建郷山、中河内林道、白木谷梅林、畑貯水池を経て、最終的に小嶺台バス停で解散しました。総距離は13キロメートルに及び、沿道の梅の花を楽しみました。

天候は少々曇りでしたが、道中はみんなが通ることで華やかになり、参加者全員が元気に歩いていました。昼食は皆が持参したお弁当で、風景を見ながら美味しくいただきました。午後も引率のスタッフの解説を聞きながら下山し、次の機会に参加できることを願いながら家路につきました。