保全作業 めぐみの森予定だが

雨模様の広がる朝、皿倉山の保全作業は挑戦的なスタートを迎えました。案の定、終日雨。

立ち朽ちる木の危険を取り除くべく予定された伐採作業は、天気のせいで急遽室内に移動。しかし、そこで見せたのはプロの風格と負けん気。雨の日でもプロ負けんの顔をし、真剣に鎌を研ぐ手、ノゴの刃を整える手。彼らは時間を無駄にしないために、作業に没頭しました。

作業自体は地味ともいえるものの、それがチームの結束を一層強固にし、みんなが充実感に満たされている瞬間でした。

健康登山ー新春めざせ帆柱四山

本日は、ガイド部主催の健康登山が実施されました。テーマは「新春めざせ帆柱四山」で、皿倉山、権現山、帆柱山、花尾山の4座を巡る帆柱山系の登山でした。天候は少し曇りの朝でしたが、活気に満ちた一日となりました。

朝早くからスタッフが山麓駅に集まり、入念に登山コースや休憩ポイントについて打ち合わせを行いながら、一般参加者の到着を待ちました。集合時間になると、スタッフ14名を含む37名の大きなグループが形成され、楽しい一日の始まりとなりました。

班分けや準備運動を迅速に済ませ、一行は表登山道からスタートし、4合目から山道に入り、花尾山、帆柱山、権現山を経て、最後に皿倉山頂を目指しました。天気はそれほど寒くなく、日差しも控えめで、絶好の登山日和でした。

花尾山では古井戸を見学し、急勾配な石階段を登りながら、この山が持つ歴史や文化の香りを感じました。花尾山頂には新たな標識が設置され、地元民に愛される山であることが実感できました。権現山頂は最近まで工事で立ち入り禁止でしたが、今回は再び登ることができ、喜びに満ちた瞬間でした。

沿道には大輪葵や赤い実のつく青木、スタジイの巨木などがあり、北九州市を一望できる素晴らしい眺望を楽しみました。皿倉山頂に到達するまでの全長10キロの難コースでしたが、一人も中退することなく完走しました。これは一般参加者の強い意志と、スタッフの綿密な計画の賜物であると感じました。

途中でたくさんの集合写真を撮り、参加者同士が友達になる機会となりました。健康登山イベントは、心地よい疲労感と共に、新しい出会いや自然の美しさを堪能できる素晴らしい機会となりました。来年も是非続けていただきたいと思います。

保全作業 安全祈願

新年あけましておめでとうございます!ヤマボウシ小屋では、龍の年の初作業日に、みんなが集まりました。例年通り、権現神社で安全祈願の初詣を行い、神前で2礼2拍手一礼で一年の無事をお願いしました。鏡開きもこの日に行われ、自家製餅と開いた鏡餅を炭火で焼いて、ぜんざいを楽しむことになりました。その後、年間計画を入念に打ち合わせて、充実な初出動を終えました。

良いお年をお迎えください!

本日は皿倉山ビジターセンターの仕事納めの日で、会員たちは新しい年を迎えるため、ビジターセンター前の看板の飾りに力を入れました。赤く染めた松ぼっくりと青々しい松が相まって、なかなかの出来映えです。センター内でも一年を締めくくる仕事が黙々と進行され、ミニ門松や辰歳の干支プレートも寄付の景品として残りが少なくなり、新年を迎える気持ちが高まりました。

センターを訪れる登山者たちは愛護会の紹介コーナーで足をとめ、会員との会話を楽しんでいます。年間5万人ほどの来訪者があり、事業部会、ガイド部会、環境保全部会、植生管理班各部会員にとっても実りある一年でした。休憩室には新たな展示パーネルも新設されました。これは今後、皿倉山の文化伝承に役立つことでしょう。

年の終わりには少しの寂しさも感じますが、それに勝るのは新年に対する期待です。ご来場者の皆様、初めて訪れる方、北九州市民の皆さまにとっても、良いお年をお迎えいただけるようお祈り申し上げます。