第4回植物観察会

12月7日、寒気の合間の小春日和のような穏やかな日の中、第4回植物観察会スタート。
インフルエンザ大流行の影響かキャンセル相次いだが、講師、西井田光広先生、17名の参加者(初めての方6名)、スタッフ7名、総勢25名でスタート。


先生の資料は「ひっつき虫大図鑑」。ひっつき虫と言われる植物が種子を運んでもらうために進化したもので、かぎ爪、トゲトゲ、ネバネバなどの種類や形態の説明に参加者は熱心に耳を傾けていた。
「ひっつき虫」という興味深い資料とともに、採集した植物を実際にルーペを通して観察したので、関心がより一層高まったようで、参加者は先生に積極的に質問し、座学は活気に満ちていた。
座学終了後、準備体操した後、フユザクラ広場に向けて出発。


この時期はアオキ、シロダモ、ガマズミ、アオツヅラフジ、カラスザンショウなど、赤、青、紫、黒色の木の実、フユイチゴ、ツルリンドウなど草の実が多く、食べられますか?と何回も繰り返される質問で観察会は笑いに包まれていた。


フユザクラは満開で、モミジやドウダンツツジの紅葉もまだまだ美しかった。
今回も熱心な方が多く常にまとまって行動してくれたので、スムーズに進行することができ、勉強になった、また参加したいとの声が聞かれ、皆さん笑顔の解散となりました。