山開き皿倉山で山開きが行われました!

本日、皿倉山ビジターセンターにて、帆柱自然公園愛護会主催による山開きが行われました。

この行事は、一年の始まりにあたり、登山者の皆さんの安全と健康を祈願することを目的としています。
晴れ渡る空のもと、朝10時30分から儀式が始まりました。お神輿のかけ声に合わせ、参加者全員が頭を下げ、一年の無事を祈りました。

式の最後には、愛護会理事長から、会員や来場された登山者の皆さまへ向けて、温かいメッセージが贈られました。
今回は40名以上の方々が参加され、盛況のうちに式を終えることができました。

少し冷たい風が吹く場面もありましたが、空一面に広がる青空がとても気持ちよく、清々しい朝となりました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

春風とともに帆柱山へ(健康登山)

4月2日、澄み渡る青空のもと、満開の桜が優雅に揺れるケーブル山麓駅に29名の参加者と16名のスタッフが集まった。春の訪れを感じながら、一行は帆柱稲荷神社へ向かう。そこへ続く石段はなかなかに険しいが、新緑と色とりどりの花々に励まされながら足を進める。

帆柱神社登山口から登山道へと入ると、真紅のツバキが道端に散り、鮮やかなコントラストを描いていた。国見岩ルートに合流すると、ヤマザクラやオオシマザクラ、コブシの花があちこちに咲き誇り、まるで歓迎してくれているかのようだった。

洞見平では満開のアセビが目を引き、参加者は思わずカメラを手に取り、シャッターを切る。その後、河内貯水池別れにさしかかると、鮮やかな黄色のレンギョウが道行く人々の目を楽しませた。

イチイガシ(北九州の木)の森を抜けると、そこには白寿の桜が静かに佇んでいた。今年はまだ蕾のままであったが、その存在感は健在だった。さらに進み、さくら広場へ到着すると、満開の枝垂れ桜が風に揺れながら、私たちを優しく迎えてくれた。

一行はフユザクラ広場を抜け、国見岩から皿倉山頂へと登る。山頂では、小倉市街地や関門海峡を一望できる絶景が広がり、その美しい景観を背景に集合写真を撮影。春の光に包まれながら、皆の笑顔が輝いていた。

午後の行程では、権現周回路を巡った。大島桜はまだ固い蕾のままで、その開花には少し時間が必要なようだったが、それもまた自然のリズム。今回の登山では、多くの春の風景を満喫することができ、一行は満ち足りた気持ちでケーブル山麓駅へと下山した。

美しい山並みと花々、そして仲間たちとの心温まる時間。再びこの場所で再会する日を約束しながら、それぞれの帰路についた。

蝋梅の香りに和む登山道 健康登山

本日の健康登山は、煌彩の森から皿倉平へ登り、そこから権現周回路を西回りで半周し、九州自然歩道を経て市瀬峠、田床峠へと進む健脚コース。中河内林道を経由し白木谷に出て、解散地の小嶺台バス停までの道のりは12kmを超える。

天候には恵まれたものの、寒気の影響で皿倉平では気温マイナス2℃と厳しい寒さ。昼食地の八又の桜周辺では寒風が吹きつけ、震えながらの昼食となった。白木谷に入ると風はやみ、参加者38名、スタッフ13名は元気を取り戻し、期待を膨らませながら枝垂れ梅に向かった。しかし、今年の梅は続いた寒波の影響で、まだ固い蕾のまま。それでも、蝋梅の黄色い花びらと甘い香り、そしてマンサクの花が一行の心を温めてくれた。

花のない白木谷梅林ではあったが、ここで全員笑顔の集合写真を撮影。最後は、畑貯水池の湖面に輝く水の煌めきに励まされながら、51名の大登山隊は落伍者なく、無事に小嶺台バス停まで完歩した。

冬晴れに ごみ拾う手も あたたかく(清掃登山 ガイド部)

1月26日、一般参加者15名、スタッフ13名が集まり、集合場所の「ふもと食堂」前は日陰で肌寒い状況でした。途中、強めの風が吹き冷たかったですが、天気は晴れており、この時期としては登山に適した日和でした。

今年初めての清掃登山でしたが、2合目付近や皿倉平周辺にはゴミが多く散乱していました。初日の出を見に車で訪れた一部のマナーのない方々が残したのではないかと想像し、少し怒りが湧いてきました。

参加者の協力のもと、多くのゴミを回収できましたが、ガードレール下の崖にはまだゴミが残っています。危険な場所には立ち入らないよう、十分に注意喚起を行いました。安全が最優先です。

最後に、本日のご協力への感謝と、今後の参加をお願いして終了しました。

また、鏡開きのぜんざいが振る舞われ、温かいサプライズとなりました。参加者の皆さんもおいしく召し上がったのではないでしょうか。