小鳥が喜ぶ実りの秋ー植物観察会

先日の台風で開催が危ぶまれた「植物観察会」でしたが、幸いにも当日は一転して快晴となり、秋の心地よい空気に包まれた一日となりました。今回の観察会には香月茂樹先生を講師としてお迎えし、11名の参加者と6名のスタッフを含む総勢18名での実施となりました。

観察会はまず座学から始まりました。香月先生がご準備くださった資料を使い、野鳥とその食餌植物の関係について学びました。先生の豊富な知識に支えられた話は、具体的なエピソードや豆知識が散りばめられており、参加者の皆さんは真剣に、そして楽しみながら耳を傾けていました。

座学の後は、薬用植物園を通り、皿倉平へと散策。チャノキやサラシナショウマが満開を迎えており、秋の自然が豊かに感じられました。また、アオキ、カマツカ、マツ、オオバヤシャブシなど、野鳥が好んで食べる実も多く見られました。香月先生は、これらの植物や樹木が持つ効用について、歴史的な背景や生息地域まで踏み込んで解説され、参加者の興味を引きつけていました。

秋の彩りと野鳥たちの食糧が豊富に揃ったこの季節。香月先生のお話に触れることで、身近な植物への理解がさらに深まる素晴らしい一日となりました。

清掃登山

今回の参加者には一般参加者9名(うち初参加6名、高校生男子2名)、愛護会スタフ17名が含まれていました。

ある市内企業の清掃登山も同時開催の予定でしたが、直前に中止となったようです。天気の心配もありましたが、幸い清掃登山中は雨が降らず曇りのままでした。そのためゴミも拾いやすく、予想以上に多くのゴミを回収することができました。

また、今月から愛護会の正会員となった5名の方も参加され、自己紹介を兼ねた会話が和やかに交わされていました。スタッフも一般参加者に気を配り、声をかけながら一緒に清掃登山を楽しむ姿が見られました。結果、全員無事にビジターセンターまで登り切ることができました。

帆柱探検隊 森の中で遊ぼう

秋晴れの中、少し寒さが感じられる一日でしたが、私たち帆柱探検隊は元気に「森の中で遊ぼう」イベントを楽しみました。隊員18名、スタッフ13名、ボランティア学生4名が参加し、場所は権現山の市民キャンプ場です。

火起こしと焼芋

まずはキャンプ場で火を起こすことからスタート。かまどに薪を積み重ね、火が熾るまで見守りました。火が安定した後は、アルミホイルに包んださつま芋をかまどの中へ投入。焼き芋が完成するまでの間に、私たちは権現山への登山を開始しました。

権現山登山

登山道は少し険しく、途中で息切れしそうな場面もありましたが、みんなで励まし合いながら頂上を目指しました。頂上に到着すると、素晴らしい景色が広がり、達成感でいっぱいに。山の自然を感じながら、しばしの休憩を楽しみました。

焼き芋と焼きマシュマロ

キャンプ場に戻ると、ちょうど焼き芋が食べ頃に。寒さで冷えた体に、温かい焼き芋がしみわたります。ほくほくのさつま芋は絶品でした!その後は、笹の串にマシュマロを刺して焚火で焼きました。焦げ目がついたマシュマロは、子供たちに大人気。皆で笑顔を交わしながら、焼きマシュマロを楽しむひとときは、最高の思い出になりました。

自然の中で過ごす一日は、心も体もリフレッシュでき、隊員同士の絆も深まりました。また次回の探検が待ち遠しいです!

山菜料理を作ろう

秋の空模様が心配されましたが、朝の霧が晴れ、予定通り野草観察と料理体験を行うことができました。参加者6名、スタッフ9名が集まり、まずは自然の中での野草観察からスタートしました。

ミゾソバ、ゲンノショウコ、ユキノシタ、ヨモギなど、スタッフの説明に耳を傾けながら、参加者は興味深く野草を観察していました。それぞれの野草には薬効や調理方法などがあり、参加者たちはそれらを学びながら自然の恵みを感じ取っている様子でした。

観察を終えた後は、いよいよ料理体験です。秋の季節を感じさせる栗ご飯やムカゴ御飯をはじめ、ヨモギの天ぷら、ミゾソバの和え物、ユキノシタの煮物など、計12品目の料理を皆で協力しながら仕上げました。スタッフが前もって準備していたこともあり、スムーズに進行し、予定時間内に全ての料理が完成。素材の味を生かした素朴な味付けに仕上がり、参加者からは「野草の料理がこんなに美味しいとは思わなかった」「家でも作ってみたい」という声が聞かれました。

この日、参加者は野草の魅力を再発見し、自然と食を通じた豊かな時間を過ごしました。季節を感じながら、自然と共に楽しむひとときが心温まるものであったことは、参加者の笑顔からも感じ取ることができました。