保全活動 九州自然歩道から爽健の森

11月23日、あいにくの空模様の中13名の保全部員が集合し保全活動を行いました。作業前のミーティングで作業内容を確認した後道具を揃え出発です。

権現周回路から九州自然歩道に向かいます。

今回の作業は、階段や横断溝の整備と枯木の伐木作業です。

作業内容に合わせて途中から2チームに分かれての作業となりました。唐ぐわチームは登山道を整備しながら進みます。

伐木チームは、声をかけながら安全に配慮して作業を進めていきます。

東西分かれからは全員で爽健の森に向かい、残りの伐木、倒木の周辺の枯木の整理などを行いました。反省会を行って本日の作業は終了しました。

森のカルチャー:リースとスワッグ作り

11月21日(木)に行われたクラフトイベントでは、16名の参加者と8名のスタッフが集まり、自然素材を使ったリースやスワッグ作りを楽しみました。

今年は気候の影響で、例年のように素材を十分に収穫することが難しく、準備に苦労しました。しかし、事業部以外の会員や来館者の皆さまのご協力のおかげで、松ぼっくりやどんぐり、ヒノキの葉など、多種多様な材料を集めることができました。このようなご協力があったおかげで、参加者全員に満足していただける素材がそろいました。心より感謝申し上げます。

当日は、たくさんの木の実やスタッフが手作りした飾りを使って、個性あふれるリースやスワッグが次々と完成しました。それぞれの作品には、参加者の創意工夫と自然素材ならではの温かみが詰まっています。完成した作品を手にした参加者の皆さんの笑顔がとても印象的でした。

自然と触れ合いながら、楽しく創作活動ができるこのイベントは、スタッフにとっても嬉しいひとときでした。ご参加いただいた皆さま、素材の収集にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。また次回のイベントでも、皆さんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしております!

ほばしらパトロール~国見岩コース

先日11月17日、保全部はパトロールを行いました。

部員17名とガイド部から1名の18名の参加です。2班に分かれてのパトロールとなりました。

学習の森入り口から、A班は学習の森からう回路を、B班は帆柱神社から直登で、分かれてパトロールに向かいます。

枯木に印をつけ、修理の必要箇所をチェックしていきます。

傷んだ階段の補修箇所なども確認。

途中から、う回路と直登を入れ替えて登っていきました。

山頂付近は雲の中、うっすら色づいた紅葉がしっとりと。ふもとの紅葉は赤と緑のコントラストがくっきりと。パトロールではいろいろな秋も楽しめました。

ほばしら探検隊

いのちのたび博物館 学芸員特別講座・常設展見学

11月17日、ほばしら探検隊の子どもたちは、いのちのたび博物館に集合しました。この日は、博物館の学芸員さんによる特別講座と常設展の見学という、学びと発見が詰まった一日となりました。

午前の部:学芸員特別講座

まずは、学芸員さんによる講座が行われました。江頭学芸員さんは、両生類や爬虫類の標本を見せてくださいました。普段見ることができない貴重な標本を間近で観察し、その作成に多くの苦労があることを学びました。「標本を作る」という作業が、ただ物を残すだけでなく、研究の重要な一端を担っていることを実感しました。続いて竹下学芸員さんは、小さなカニの仲間である「ハクセンシオマネキ」を紹介してくださいました。このカニに関する熱心な研究から次々と新たな発見が生まれているお話に、子どもたちは感心しきりでした。「こんなに小さな生き物にも、知られざる秘密がたくさんあるんだね!」と興奮する声が上がっていました。

午後の部:皿倉山の樹木のひみつ

午後は真鍋学芸員さんによる「皿倉山の樹木のひみつ」に関する講座が行われました。皿倉山の風景が、時代や環境の変化とともにどのように移り変わってきたのかを、わかりやすく教えていただきました。自然環境の変化が山や植物に与える影響に、子どもたちは興味津々でした。

その後は博物館の常設展を自由に見学しました。地球の長い歴史を感じさせる展示物に触れ、「もっと見ていたい!」という声が多く聞かれました。それほど魅力的で引き込まれる展示でした。

最後に

楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に学芸員の皆さんにお礼を伝えて解散しました。子どもたちにとって、自然や生き物への興味をさらに深める素晴らしい一日となりました。この経験を通じて、新たな発見や学びが、今後の探検隊活動に生かされることでしょう。

次回のほばしら探検隊の活動もお楽しみに!