森のカルチャー教室

本日の内容は子供達の草木染めでした。参加者は、おじいさんと2年生の男の子の1組でした。少ない人数だったので、しっかり準備を教えることができました。

男の子は1人だけだったので、ちょっと緊張していたみたい。でも、それがかえって良かったんです。私たちは彼に丁寧に説明することができましたから。

使ったキャンバス地の袋は、前もって豆乳に浸して乾かしておいたものです。染める材料には、去年とったくちなしを冷凍して保存しておいたものを使いました。

作業の中で、ペットボトルキャップをキャンバス地で包んで、輪ゴムで絞って模様を作るというステップがありました。すると、鮮やかな黄色に染まり、素敵な模様ができました。輪ゴムを外す瞬間は特に楽しくて、男の子もとても楽しそうでした。輪ゴムを外すと、予想通りの模様が現れ、彼の顔には大きな笑顔が広がりました。

少ない人数だったからこそ、みんなでじっくりとものづくりを楽しむことができました。参加者が少なかったことが、かえって良い思い出になりました。

爽やか清掃登山

本日は、清掃登山が行われました。集合時間の10:00には帆柱ケーブルカー山麓駅に、一般参加者5名、研修生3名、会員7名が集まり、総勢15名が参加しました。準備体操を行い、いよいよ出発です。

出発時の気温は既に32℃を超えており、汗だくのスタートとなりました。表登山道はいつも通りゴミが少なく、清潔な状態が保たれていました。参加者たちは汗を拭いながら目を凝らし、少しのゴミも見逃さないように探しました。戦果は少なかったものの、それは喜ばしいことでした。私たちの努力が実を結び、山がきれいなままであることを感じました。

道中では時々立ち止まり、水分補給を行いながら、晴れ渡る空と山のスカイラインを楽しみました。この美しい景色がいつまでも続くことを願わずにはいられません。参加者の中には小学生のお子さんもおり、暑さの中で元気に走り回り、みんなに活力を与えてくれました。

12:00には山頂付近のビジターセンターに到着しました。お菓子やジュースを楽しみながら、幹事から感謝の言葉が述べられ、最後に解散となりました。全員無事に下山し、清掃登山は無事終了しました。

この清掃登山を通じて、私たちは自然の美しさを再確認するとともに、その保全の大切さを改めて感じました。参加者全員が一体となり、山の清掃に取り組んだことで、心も体もリフレッシュできた一日となりました。

ほばしらパトロール@保全部

7月21日、保全部はパトロールを行いました。本日のパトロールは9日から延期となった権現周回路から鷹見神社奥宮~権現山山頂、皿倉平、表登山道からふもと茶屋までのルートです。ここ数日の暑熱を考え熱中症に十分注意しながらの出発です。

権現周回路には、枯木が多くありました。

坊住跡から奥宮へパトロールは続き、権現山山頂へ。山頂では「この木は何?」の問いに、スマホ片手に複数の答え(笑)

いつもよりゆっくり表登山道を下り本日のパトロールを終えました。

第3回ほばしら探検隊 飯盒でご飯が炊けるかな?

本日の探検隊は「火起こし体験・飯盒炊飯・キノコ観察」が開催されました。

朝の雨に一抹の不安を感じつつも、小学生隊員21名は元気いっぱいに集合しました。まるで自然の冒険に向かう探検隊のように、子どもたちの顔には期待と興奮が溢れていました。ケーブルカーでビジターセンターへ向かう途中、その笑顔に大人たちも元気をもらいます。

ビジターセンターに到着し、活動の説明を受けた後、私たちはキャンプ場へと足を運びました。朝の雨が嘘のように晴れ渡り、予定通りの活動ができる幸運に感謝しました。まずは洗米から始まり、火起こし、薪割り、炊飯と、まるで一つの大きな物語を紡ぐかのように、一連の作業を進めていきます。

特に火起こしでは、多くの隊員が苦戦しました。濡れた薪と格闘しながら、何度も火をつけ直す姿には忍耐と根気が試されます。それでも諦めずに挑戦を続け、ついに火が灯る瞬間の歓声は忘れられないものでした。おいしく炊き上がったご飯を森の中で食べると、その美味しさは格別でした。大自然の中での食事は、普段の何倍も美味しく感じられるものです。

午後には後片付けを済ませ、帰り道でキノコ観察を行いました。大小さまざまなキノコを発見し、そのたびに歓声が上がります。講師の中附先生から、食べられるキノコや毒キノコについての詳しい説明を聞きながら、子どもたちは自然の奥深さを学びました。森の中にはまだまだ知らないことがたくさんあり、探求心が刺激されます。

ビジターセンターに戻ると、探検隊の歌をみんなで歌い、おやつタイムを楽しみました。清掃を終え、ケーブルカーで下山する頃には、心地よい疲れと満足感が漂います。

「おつかれさまでした。また来月がんばりましょう。」