清掃登山 晴雨に笑顔 気分上々

本日は事業部会担当の清掃登山。朝10時、子供2名を含む一般登山者とスタッフ計17名が表登山道コースで活動を始めました。日差しの中でのスタートでしたが、三合目過ぎたところで山が曇りに覆われ、小雨が降り出しました。それでも、皆元気いっぱいで、特に子供たちは走り回りました。ゴミは少なかったですが、目の良い子供たちはどんな小さなゴミでも見逃さず、山道をパトロールしました。

自然への感謝とともに、清掃登山の素晴らしさを味わいながら、雨にも負けず前向きな気持ちで山を共有し、参加者の皆様にとって意義深い一日となりました。

㊗️ギャラリー開催第一弾

帆柱自然公園愛護会が50周年を迎える記念事業として、皿倉山ビジターセンターの休憩室に文化展示パネルが設置されました。この特別な取り組みの第一弾として、四季彩クラブ月曜前田教室の作品展が開催されることが決定しました。一般市民による絵画13点が自然や街風景、植物の葉などをテーマにして展示され、これによって登山者たちにとって品格ある休憩空間が提供されています。皆様には、ぜひ皿倉山ビジターセンターに足をお運びいただき、この素晴らしい作品展をご覧いただければと思います。

保全作業 めぐみの森予定だが

雨模様の広がる朝、皿倉山の保全作業は挑戦的なスタートを迎えました。案の定、終日雨。

立ち朽ちる木の危険を取り除くべく予定された伐採作業は、天気のせいで急遽室内に移動。しかし、そこで見せたのはプロの風格と負けん気。雨の日でもプロ負けんの顔をし、真剣に鎌を研ぐ手、ノゴの刃を整える手。彼らは時間を無駄にしないために、作業に没頭しました。

作業自体は地味ともいえるものの、それがチームの結束を一層強固にし、みんなが充実感に満たされている瞬間でした。

良いお年をお迎えください!

本日は皿倉山ビジターセンターの仕事納めの日で、会員たちは新しい年を迎えるため、ビジターセンター前の看板の飾りに力を入れました。赤く染めた松ぼっくりと青々しい松が相まって、なかなかの出来映えです。センター内でも一年を締めくくる仕事が黙々と進行され、ミニ門松や辰歳の干支プレートも寄付の景品として残りが少なくなり、新年を迎える気持ちが高まりました。

センターを訪れる登山者たちは愛護会の紹介コーナーで足をとめ、会員との会話を楽しんでいます。年間5万人ほどの来訪者があり、事業部会、ガイド部会、環境保全部会、植生管理班各部会員にとっても実りある一年でした。休憩室には新たな展示パーネルも新設されました。これは今後、皿倉山の文化伝承に役立つことでしょう。

年の終わりには少しの寂しさも感じますが、それに勝るのは新年に対する期待です。ご来場者の皆様、初めて訪れる方、北九州市民の皆さまにとっても、良いお年をお迎えいただけるようお祈り申し上げます。