「春に三日の晴れなし」という気象のことわざがあるように、コロコロ変わる天候の中、ちょうど合間の晴天に恵まれ、講師香月茂樹先生、スタッフ8名、一般参加者27名、総勢36名が早春の花たちに会うのを楽しみに、ケープカー山麓駅に集まりました。
全員揃ってビジターセンターに進み、講師紹介、スケジュール、コース、注意事項などを説明。
先生が用意してくださった資料「早春の山野草」をもとに座学が始まりました。


観測史上例を見ない全国的な異常気象。皿倉山においても、山上駅の改造、山頂付近の施設の改造・新築などにより、来客の増加と環境のバランスが懸念され、自然界に影響を与えているようです。
今から出会う植物や木の実の特徴、生息地域、歴史的背景の説明に参加者の皆さんは資料を見ながら真剣そのもの。興味深い話もあり、自然の変化を感じる方も多かったようです。
座学の後、準備体操を済ませ、薬用植物園に向かって出発。





早春とはいえ、肌寒い冬枯れの季節、オオイヌノフグリ以外の小花たちはまだまだ顔を出してくれません。
その代わり、アオキ、シロダモ、ネズミモチ、ヤシャブシなどの木の実たちがたわわに実っていました。






散策中は唯一アオキの赤い実が皿倉山の緑に映えていましたが、薬用植物園では一転、カワヅザクラが満開を迎えつつあり、サザンカ、ワビスケなど色鮮やかな風景が展開し、皆んな一斉に声をあげて喜んでいました。
薬用植物園ではセリバオウレンやカラタチバナ、ミツマタが可憐に咲いていました。
皿倉平に戻り解散。寒い中、熱心な参加者の皆さんと早春の皿倉山を散策し、花ウォッチングの醍醐味を味わうことができました。
皆さんお疲れ様でした。


