㊗️ギャラリー開催第一弾

帆柱自然公園愛護会が50周年を迎える記念事業として、皿倉山ビジターセンターの休憩室に文化展示パネルが設置されました。この特別な取り組みの第一弾として、四季彩クラブ月曜前田教室の作品展が開催されることが決定しました。一般市民による絵画13点が自然や街風景、植物の葉などをテーマにして展示され、これによって登山者たちにとって品格ある休憩空間が提供されています。皆様には、ぜひ皿倉山ビジターセンターに足をお運びいただき、この素晴らしい作品展をご覧いただければと思います。

保全作業 めぐみの森予定だが

雨模様の広がる朝、皿倉山の保全作業は挑戦的なスタートを迎えました。案の定、終日雨。

立ち朽ちる木の危険を取り除くべく予定された伐採作業は、天気のせいで急遽室内に移動。しかし、そこで見せたのはプロの風格と負けん気。雨の日でもプロ負けんの顔をし、真剣に鎌を研ぐ手、ノゴの刃を整える手。彼らは時間を無駄にしないために、作業に没頭しました。

作業自体は地味ともいえるものの、それがチームの結束を一層強固にし、みんなが充実感に満たされている瞬間でした。

良いお年をお迎えください!

本日は皿倉山ビジターセンターの仕事納めの日で、会員たちは新しい年を迎えるため、ビジターセンター前の看板の飾りに力を入れました。赤く染めた松ぼっくりと青々しい松が相まって、なかなかの出来映えです。センター内でも一年を締めくくる仕事が黙々と進行され、ミニ門松や辰歳の干支プレートも寄付の景品として残りが少なくなり、新年を迎える気持ちが高まりました。

センターを訪れる登山者たちは愛護会の紹介コーナーで足をとめ、会員との会話を楽しんでいます。年間5万人ほどの来訪者があり、事業部会、ガイド部会、環境保全部会、植生管理班各部会員にとっても実りある一年でした。休憩室には新たな展示パーネルも新設されました。これは今後、皿倉山の文化伝承に役立つことでしょう。

年の終わりには少しの寂しさも感じますが、それに勝るのは新年に対する期待です。ご来場者の皆様、初めて訪れる方、北九州市民の皆さまにとっても、良いお年をお迎えいただけるようお祈り申し上げます。

珍樹の森整備

12月23日、環境保全部会で珍樹の森の整備を行いました。前日まで降り積もった雪の残るなか、足場の不安定な傾斜地での作業です。

今回の作業は、大きくなりすぎた樹木を整理することで、日当たりを改善し、木々が伸びやかに成長できる空間を確保することが目的です。安全を確認しながら、精鋭メンバーが慎重に伐木作業を行っていきました。伐木された木は重量があるため簡単に動かすことができないものですが、滑車を活用し、掛け声に合わせて皆で力を合わせて引き上げました。

日当たりがよくなることで木々が成長する姿を想像しながら、その日の作業は安全に終了しました。珍樹の森の整備はまだまだ続きます。